| 今回参加者の全員が勢ぞろいした9月21日、ひろくん一家は朝からカップラーメンを食べ、雨にも係わらず元気がよさそうである。また、親不知ピアパークでの野宿にもめげずに私にも気合が入る。 取りあえず、コンビニで朝食と昼食を購入して「田海川」へと向かった。前回に訪れた時は、セメント工場前の小えん堤でよく釣れたので、みんなにはそこで竿を出してもらい、私とつかさくんは上流へと向かった。 前回上流へ行った時は、道路が川と近づいた場所が源流らしき所であり、水量も少なかったので、そこで引き返してしまったのだが、地元の釣り師の「大ちゃん」の情報では、そのまま道沿いに登って行けばトンネルがあり、そこを越えるといいポイントがあるよとのことであったので、今回様子を見に行くことにした。 奥にセメント工場の砕石場があり、平日はダンプの往来があるので、日曜以外はとてもすれ違いの出来る幅の道路ではない。道路は整備されてはいるが、ヘアピンカーブが連続していて一気に高度を稼いでいる。途中で見えた青海の町の景色も素晴らしかったが、晴れていればもっと綺麗なのだろう。 そして、やがてトンネルが現れた。もちろん街灯などない真っ暗なトンネルだ。それを越えると再び道は坂が続き、途中で舗装も無くなり、長く続いた雨のせいなのか、かなり荒れている。ランクルでなければとても走破できないだろう。車の高度計を見るとすでに800m近くなっており、いかに急勾配なのかがよく判る。だが、谷はあるのだが川らしき物は一向に現れず、しばらく進むと道は再び舗装されており、セメント工場の砕石場も現れた。そして、峠らしき所に出た時、いきなり道路がなくなってしまったのであった。 |

| 道路脇にある看板によると、ここは「マイコミ平」という場所で、黒姫山の南東部で、「田海川」の源流域に位置し、日本最大の深度を有する垂直型の洞穴群が存在しているとのことであった。 だが、この看板によると「とうり谷」や「赤滝谷」等の数々の谷が存在している。たぶん「大ちゃん」はこの谷の事を教えてくれたのだと思う。だがその時、熊もたくさんいるから気をつけてと言われたのもしっかりと覚えていた。そう言えば前回も途中で熊の糞らしき物を見た事があった。今回は二人きりだし、雨もかなり強くなってきたので、次回にそれなりの装備をして何人かで再び訪れて見たいと思い、戻ることにした。 |

| 急勾配な道を下り、他のメンバーと合流し、様子を聞くとポツポツとは釣れているようだ。しばらく様子を見ていたが、我慢できなくなり、セメント工場前で竿を出させてもらった。 前回、「とっちん」が大物に仕掛けを切られた場所を攻めることにしたが、一応「とっちん」に断りを得てから竿を出した。川は朝に見た時よりも、かなり濁りが出ており、上流ではかなり雨が降っていたのが原因だと思われる。 期待をして第一投。しかし、なんの変化もなく仕掛けは流れるのみであった。ガン玉を2Bに代えて再び流心に投入した直後にググッとしたアタリがあった。浅場に引き寄せて魚を見ると結構なサイズであり、思わずニッコリ。だが問題はこれからであった。竿はいつも使っている「中硬硬」から、引き抜きの出来る「硬調」に換えてはいるが、道路の上から釣っているのと、ハリスが0.4号ということもあり、仕掛が切れるのが一番心配であった。 しかし、下には降りられないので、何とでもなれと思い、そのまま引き抜いた。やはり思った通り、途中で仕掛が切れてしまったが、幸い道路の上まで引き抜いた後だったので、釣り上げたイワナは道路の上でピチピチと跳ねていた。直ぐにタモに収めてホッと胸をなでおろしたのであった。大物ではあったのだが、いつもの通りに泣き尺サイズに見えてしかたがない。フィッシングベストからメジャーを取り出して図って見た。もちろんイワナは思い切り真っ直ぐに伸ばしておいてである。決して踏んだり、引っぱったりはせずにである。そして、つかさくんの目の前で30.5cmであることを確認して思わず顔も綻んだのであった。 |


| この後、とっちんや武ちゃんも良型のイワナを釣った後、今度は大物のヤマメを釣るべく移動をした。 とっちんも私も以前に良型のヤマメを釣っているし、また、サクラマスが悠然と回遊をしていた川であったのだが、着いてみてビックリ。上流で工事をしているのと、大雨で大量の土砂が出たのであろうか、川の様子が変わっており、淵もかなり浅くなってしまていたのである。橋の上から覗いてみたが、魚影もあまりない。それでも、とっちんと、今回同行したとっちんの従兄弟の池田さんが竿を出して、塩焼きサイズのヤマメを釣り上げた。 その後、時間もお昼頃になったので富山に戻り、黒部川沿いにあるキャンプ場で昼食とした。その後、黒部川本流を釣ることにし、「愛本橋」下のえん堤へ向かった。 黒部川はかなり減水していて、えん堤の真ん中のブロックまで出ている。私とつかさくんは川横の道路で高見の見物をしながら昼寝とした。 見ていると武ちゃんが唐揚サイズのヤマメをたくさん釣っている。その横で池田さんもルアーで挑戦を始めた。そして、しばらくして、ひろくんが長竿を持って登場し釣り始めたが、何か釣り方がいつもと違った。普通の餌釣りなら、仕掛が自然と流すのであるが、ひろくんはその仕掛を川底をなめるように流していた。 (私とつかさくんは、何でだろう♪何でだろう♪と自然に合唱し始めたのであった) 歌い疲れて、ウトウトとしていると、つかさくんがいきなり、「でかいのを釣ってるぞ」と大声を出したので、飛び起きて川の方を見ると、丁度、池田さんが大物を取り込んだ所であった。ブロックの上から釣っていたので中々取り込めなかったようだ。後で様子を聞くと、少し離れた所で釣っていた武ちゃんに応援をたのんだが声が届かなかったようで、タモももっていなかったので最後はラインを手で持って、引き抜いたようであった。 |


| この後は、常宿の「どやまらんど」に向かった。今年一年何回も利用させて頂き、また来年もお世話になるし、多少の無理も聞いていただいた御礼に名古屋名物の「ういろ」を渡しました。 荷物を降ろした後、夕食の買出しをし、宴会の準備とした。外は雨も上がり綺麗な夕日で染まっている。たぶん明日は快晴だろう。 |

| この日も、イワナやヤマメの塩焼きや、イワナのねぎま。そして、とっちんの作る数々の料理に酒も進みました。 また、とっちんの従兄弟の池田さんは、話を聞くと渓流釣りを始めてから1〜2年程で、今回尺ヤマメも釣れて大満足と喜んでおられました。これで、どっぷりと我々の仲間に引きずりこまれてしまうのであろうか。しかも、仕事の関係で、現在は富山市内に住んで居られるとのことで、とても羨ましかった。食事後は明日も仕事とのことで、とっちんが富山市内まで送って行きましたが、今日一日、楽しんでもらうことが出来て、我々もとてもうれしかった。 さて宴会の方は、ビールや焼酎も空となり、みんなほろ酔い気分。ふと、武ちゃんを見ると姿がない、多分睡眠不足とアルコールでが効いたのか、先にお休みになられたようであった。 我々も、バンガロー内の風呂にゆっくりと浸かり、明日に備えて早めに眠りについたのであった。 |


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