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だめだこりゃ!の巻

2003年9月19日(金)〜9月22日(月)
【 その1 】
 2003年の渓流シーズンも残り僅かとなった。
思い返せば、3月から釣り始めてあっという間に7ヶ月が過ぎました。でも今年も色々と楽しい思い出がたくさん出来ました。今回は、たぶん今シーズン最後となる釣行で気合も入っている。だが、2日前にはいなかった台風が急速に接近しており天気予報では富山・新潟地方は雨らしい。
 そして、小雨が降り出した9月19日の午後9時につかさくん家をいつものように出発した。郡上八幡でエサを購入し「せせらぎ街道」を抜ける頃には本格的な雨となった。気温も15度となり、あの残暑はいったいどこへいったのだろうかと思う。
 車検を受けたばかりのつかさくんのランクルは、「Tuned By 武ちゃん」と生まれ変わり、快調に国道41号線を走り、午前1時を過ぎる頃には富山県に入った。途中でお腹が空いたので市内でラーメンを食べてから高速に乗り、親不知の道の駅に着いたのは午前3時頃であった。
車の窓から見える日本海は、やはり台風の影響なのか荒れおり、風も強い。天気が心配ではあるが取りあえず仮眠をとった。 そして目が覚めた時には6時半を過ぎていた。雨は降り出してはいないようだがいつ降ってきてもおかしくない状況である。コンビニで朝食と昼食を購入して「青海川」へと向かった。
 前回の八月には渇水状態で余り思わしくなかったえん堤に取りあえず向かった。だが、8月の長雨と大雨で大量の土砂がでた形跡があちこちに残っている。川底は砂で埋まり浅くなっているし、えん堤も同様である。早速別れて竿を出すが中々アタリがない。それでもしばらく粘っているといつものサイズのイワナ達が顔を見せてくれてホッとした。
 
<えん堤を釣るつかさくん>          <いつものサイズのイワナ達>

 しばらくぶりのイワナ達の感触を楽しんだ我々は、来年も楽しませてくれよと8匹のイワナ達をそっと流れに戻した後、8月に訪れたV字谷の奥へと向かった。
 前回は渇水状態で簡単に遡行できたのだが、今回は水量を心配したが、なんとかV字谷へ到着した。ただ雨が降り出したら、戻れなくなってしまうので長居はできない。前回に竿を出さなかった途中の淵を私が攻めたがアタリもなかった。 そして、V字谷奥のどんぶかえん堤に期待を寄せた。落ち込みは前回よりも水が少し濁り目で底が見えなくなっており、深さが判らない。だが、仕掛けを投入すると1.5メートルの天井糸付近まで落ちていった。
 しばらく二人で粘ったが、つかさくんがチビイワナを一匹掛けるに留まった。もう少し、仕掛けとエサに工夫がいるようで来年の楽しみが一つできたのであった。
 
<V字谷の淵を攻める私>           <水量が少ない時しか渡れないV字谷>

 雨も心配なので、再び下流へと移動した我々は、最初のえん堤下の支流へ入ってみることにした。
そして、支流の最初の二段えん堤の下で竿を出すと、塩焼きサイズのイワナが続けて3匹釣れてきた。これをつかさくんが上のえん堤に放流しようとしたが失敗したようだった。時間も丁度昼頃になったが、この二段えん堤の上の様子を見てみることにした。だが、左右とも高巻しないと越せないので、どちらから藪こぎをするか相談の結果、取りあえず左の遊歩道の階段と梯子を登って上のえん堤を覗いてみた。
 えん堤の上から淵を覗いてみたが、浅いようだったのでこれを越えなければ釣りもできない。だが、左側は岩が張り出しており藪こぎもできない状態である。えん堤は手を伸ばしてもとても届かない高さであった。
 
<二段えん堤下では塩焼きサイズだった>
 
 倒木を利用して、二人で協力して無理やりよじ登ることには成功したが、登ってみてビックリ。今度は同じように反対側も同じ高さのえん堤を降りなければならなかったのである。つさかくんは目の前の木に飛びついて降りようとしていたが、これは何とか私が征して止めた。丈夫そうな草木を探して掴まり、ここも無理やり降りた。そしてつかさくんもこれに続いた。
  
<途中のえん堤を上から望む>      <無理やり越えたえん堤>

 しかし、苦労して登ってきただけのことはあった。下流とは全く違う渓相に二人ともビックリ。すぐにつかさくんがえん堤上で塩焼きサイズを掛けたのである。
 それを見てイワナの存在を確認した私も焦って竿を出したが、いきなり根がかりでガックリであった。
仕掛けを直して、上流のポイントを攻めるといきなりアタリがあり、婚姻色の出たイワナが釣れてきた。つかさくんも追いついてきたので先を譲った。同じポイントをもう一度流すと少し小さめのイワナが直ぐに釣れて来た。結局ここではもう一匹追加した。
 上流のつかさくんを見ると絶好のポイントに丁度仕掛けを投入するところであった。そして、第一投目でいきなりアタリがありビックリした。つかさくんもこちらを見てニッコリしている。私は途中のポイントを探りながら、つかさくんに追いついた。すると丁度大物が掛かったところなのか、つかさくんの竿が大きく弧を描いていた。だが、ハリが外れてしまったようで、仕掛けがむなしく風に揺られてなびいているのをじっと見つめるつかさくんであった。
 そんなつかさくんをほっておいて、私も竿を出したが、ふと横を見ると良型のイワナが淵尻でユラユラを泳いでいるのが見えた。しまった、気がつくのが遅かった。我々の姿をこいつに見られてしまったのでちょっと期待が薄れてしまった。
 淵の左側は大きくえぐれており、大物は多分そこに隠れているようだ。何とかその中に仕掛けを入れるとアタリがあり、無理やり引っぱりだしたが塩焼きサイズだった。もう一度流すと今度はもっと大きなアタリがあり、今度もひっぱり出そうとしたが仕掛けを切られてしまい、ガックリであった。
 つかさくんが上流の様子を見に登ったが、まだまだ好ポイントが続くようであったが、お腹も空いてきたので来年の楽しみということで引き返した。
 

 
<好ポイントが連続しているえん堤の上流>

 この後、遅い昼食を取り、発電所の流れ出しでチビヤマメと遊び、本日の納竿とした。
今日は、親不知の道の駅でテントを張り一泊の予定であったので、夕食の材料を仕入れて向かうことにした。道の駅の向かい側に「まるたん坊」とういう施設があり、日帰り入浴が300円で出来るのことであったので行って見たが、丁度先客もおらずに二人でのんびりと日本海を眺めてゆっくりと湯につかり本日の疲れを癒したのであった。
 道の駅に戻り、テントの設営に取り掛かったが、風が強くて結局諦めて、取りあえず風がしのげる場所を探して、夕食とした。
 今日は気温も低いので、鍋焼きうどんとすきやき鍋という豪華な夕食になり、体も温まりました。そして、体が温まると自然と眠気が襲ってきた。テントは諦めたので車の中で寝ようとしたが、私はベンチの上で寝袋に納まって寝ることにした。
野宿は初めてだったのだが、これが結構快適であった。途中で頭が寒くなりタオルでほおかぶりすると、深い眠りに入れました。つかさくんは車の中で寝ていたのだがどうも寒かったようでよく寝られなかったとあとでぼやいていた。
 11時頃に一旦、目が覚めると、丁度ひろくん一家が到着して、我々の横でテントを設営している所であった。ひろくんはベンチで寝ている私を見てビックリしていたようだ。そして、ひろくんと缶ビールを飲みながら、しばらく話をした後、再び寝袋に潜り込んだ。次に目が覚めた時には、「とっちん」達も到着していた。
 
<ベンチで野宿、以外と快適>           <根こそぎ隊、勢ぞろい>

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