との係わり

へぼの見つけ方、捕り方

 へぼの見つけ方、捕り方は江戸時代にはすでに確立されていたようです。巣を偶然見つける、なんらかの方法でへぼを追い巣を見つける、透かし(飛んでるへぼを目で追う)で巣を見つけいたようです。
 岐阜県東濃地方においては、明治36年(1902年には、巣を飼育するため7月〜8月ころに蛙の肉に綿をつけて働き蜂に持たせ、それを追って巣を見つける技術がすでに確立されていました。

 へぼとの係わりで我々は、へぼの巣を見つけ、巣を掘り、飼育し、そして食べたり、繁殖をさせています。これらの一連の動きから、蜂(へぼ)文化が生まれています。それをまとめ、大成させることが大切・必要と思われます。

 現在も、右のイラストのように蛙(現在は魚、イカ、鶏)の肉に綿をつけて、働き蜂に持たせる方法で巣を見つけています。蜂は餌があるかぎり、また日没まで肉を持ち運びます。
 巣を見つけるまでの過程で、なかなか一、二度で目印を持たせて巣を見つけることは難しいので、一人より複数で協力すると良いです。

 

 一人目は、目印を持たせる人、二人目は目印を持った蜂を途中まで見送り(中継)をし、次の人に連絡する人、三人目は最先端で蜂を追いかけて巣穴を見つける人です。比較的三人いると、巣を見つけるのに効率的です。                        その際、情報伝達に笛、無線機を使用するとより効率的です。

 

へぼの堀り方

巣を見つけて、掘り出す時何もせずそのまま掘ると、蜂は攻撃をしてきて刺します。したがって、なんらかの方法でおとなしくさせる必要があります。昔は落ち葉、藁等に火をつけ煙でいぶしていました。その後、セルロイド(ベッコウ)、導火線、花火、煙幕と時代と共に替わってきました。変わったところで、学者・研究者はエーテルを使って蜂を麻痺させて掘り出しています。

へぼ