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シーズンファイナル2010 遂に熊と遭遇!

【第一話】

2010年9月25日(土)〜9月26日(日)

【黒部川本流】


 2010年の渓流シーズンもまもなく終了です。
今年も最後の釣行になんとかこぎ付けました。ただ仕事の関係で金曜日の夜出発となり、最近のおじさん達には少し辛い強行日程にはなってしまいましたが、それでも竿を出したい気持ちの方が勝りました。

 そんな訳で夜9時に出発、新潟県の「親不知ピアパーク」に午前2時過ぎに到着した。
車中で少し仮眠となるのだが、シエラの後部座席は荷物が満載で、直立の座席での仮眠となりそれなりの根性を強いられるなと思いきや、助手席に座った「つかさくん」は5秒で眠りに落ち軽くいびきも聞こえてきた。座席を倒しての仮眠では中々寝られない普段のつかさくんとは大違いでびっくりであった。
 このところの暑さがうそのように朝は肌寒い。来る途中、「ひるがの高原」の表示温度は12℃という寒さであった。それでも午前4時半には目が覚めて、コンビニで朝食を購入したあと「青海川」と向かった。

 前日までの雨の影響で水量が心配であるが、まだ薄暗いのでよく判らないがとりあえず向かった。
駐車場に着き、朝食をとっている頃には夜が明けてきて明るくなってきた。

 
<まだ薄暗いが水量はかなり多いようだ>         <入り口にはこんな看板ができていた>


 <上の堰堤は大噴射状態だ>

 いつもの上の堰堤は無理をすれば行けるのだが、爆風と水飛沫に苦労するので、根性の無いおじさん達は早くもここで戦意喪失。下の小堰堤より下流を攻めることにした。
 この小堰堤は、ここが得意なつかさくんが釣り、ここが苦手な私はその下流を釣ることにした。
まだ少し薄暗いがやっとエサや仕掛けが見える明るさになったので、早速仕掛けを投入した。
そして、2投目のことだった。久しぶりに強い引きが竿に伝わってきた。慎重に引き寄せてタモに収めると良型の綺麗なイワナで、思わずニッコリ。
つかさくんもまだ仕掛けの準備をしているところだったのでビックリしていた。
「今日は幸先いいぞ、大漁の気配が・・」などと思いながら、釣ったイワナを生かしビクに入れ、同じポイントを攻める。
以前もこのポイントでは良型を連発した記憶がある。
 だが、待てど暮らせど次の魚信が来ることは無かった。つかさくんはそのそのあいだに得意の小堰堤で連発していた。
我慢しきれずに私も小堰堤へ参加させて貰ったが、すぐに根掛りで仕掛けを失い、あえなく降参した。

 
<このポイントで25cmの良型をGET>

<こんだけ?ですわ(泣)>

 次に下流へ移動することにしたが前回の事件の事もあるので一旦、山道まであがることにした。
水量も程良く期待をしたのだが、すぐに前日の物らしき足跡を発見し、その期待もすぐに失せた。それでもあちこちと粘ってポイントを攻めてみたが、つかさくんが何とか一匹を上げたのみとなった。
 私が淵の開きで散々粘っている時に、ふと下流のつかさくんを見ると放心状態で岩に腰掛けているのが見えた。
竿をたたんで近寄り話を聞くと、「エイリアン」のような物に仕掛けを取られたと言っている。
そのポイントを見ると、時々流れによって泡の中から黒い異様な物体が出たり沈んだりしていた。
 「わっ、ほんとだ。化け物だあ!」
ここで納竿としたのは言うまでもないが、前日までの大雨で所々に枯れ木等が散乱しており釣りにくかった。
まんだ8時前だがや、どっか釣れる所を探そまいや。
 このところおじさん達は釣り始めるのも早いが終わるのも早いのである。

<ここが前回ダイブした場所ですわ、奥の白い岩からこちらに飛び乗りましたが・・・>

 
<つかさくん粘りの一匹>             <この開きで散々粘ったが・・>


<つかさくん、この一番奥の落込みでエイリアンに仕掛けをとられる>

 久しぶりに発電所口で竿を出してみた。
土曜日なのに幸い先客もおらず、河原に車を横付け状態で竿が出せるのだ。
さっそく、放水口の流れ出しを狙って竿をだした。だが、強い流れのせいで足下の砂が順にすくわれて、釣っているとだんだんと沈んでゆく始末。
それでも流れの奥でアタリがあり、「来たあ!」と叫んで、後ろで見ていたつかさくんの方を振り向くと、向こうを向いて立ちションをしているじゃないですか。
「ええーっ、」と思っていると、仕掛けが急に軽くなりお魚ちゃんはお帰りになられました。そんでもってここもこれでおしまい。
それにまだ9時なのに、お腹が空いてきて我慢できなくなりコンビニへ直行となりました。空腹と泣く子には勝てません。
 
<発電所の放水口>

<車はもちろん川の横まで乗り入れです>

 コンビニへ寄り、ハンバーガーとビールを購入し、「田海川」へ行ってみた。
だが途中から見えだした流れはだんだんとカフェオレ色になってきて、尺物ポイントに着く頃にはすでに釣り意欲もなくなり、
茶色い流れを見ながらパンとビールを食すのみだった。
 
<ビールはもちろんアルコールゼロですよ>


 話が長くなりそうなので、ここで第一話は終わります。
第二話はこれまた色々な出来事がありました。 

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