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だめだこりゃ!の巻

2006年7月16日(日)


<雲の上を抜けて姫川へ>

 梅雨の真っ只中、根こそぎ隊は今日も出撃する。
今回は小隊長の「しんくん」が久々に登場である。こうなれば是が非でも釣れる場所に行かなくては・・・。

 そんな事を思いつつも、天気は最悪の状態。しかも大雨洪水警報まで出ている始末。
今回は色々あって、人数も減ってしまい、一台の車で出発となった。
7月15日(土)夕方に「つかさくん家」に到着し、しんくんと共にとっちんを迎えに行く。
途中のうなぎ店で夕食をとり、活力をつける。だが、とっちんがまだ仕事が終わらないとの事で、前祝で生ビールで勢いをつけた。

 何とか午後7時には出発することが出来たが、国道41号を北上するにつれ、雨も激しさを増してくる。仮眠所の「親不知ピアパーク」には午前12時過ぎに到着したが、連休と雨のせいなのか、高速下の駐車場は車で一杯になっている。
 とりあえず、缶ビールで乾杯し今回の釣りの無事を祈願する。その後、何とか場所を確保し、テントを張って仮眠した。
 とっちんは途中でお腹の具合が悪くなったようで、何度もトイレに駆け込んだと言っていたが、私は殆んどそんなことは気が付かなかった。
 そんなとっちんに起こされたのは朝の5時半頃。そそくさとテントを片付けて出発とした。

 国道8号線から見える「青海川」は、濁流で凄いことになっていた。コンビニで朝食を買った後、「田海川」へ向かった。道路から竿も出せるし、しんくんにはもってこいかなと思っていたのだが、到着してみると、ここも川はカフェオレ状態となっていた。しかたなく支流へと向かった。


  
<倉谷川で竿を出す>

 支流の「倉谷川」を覗いてみると少しは濁りが少なかったので、とっちんとしんくんが竿を出してみた。
幸い、雨も小降りになっていたので良かったのだが、アタリが全然なかったようだ。
 少し上流へと向かってみたがこれっといっていいポイントも見つからずに、山超えをして「姫川」の上流へ向かうことにした。
 峠付近では、雲の上なのか雨も上がっていたが、姫川に到着するとやはり凄い状態になっていた。
しかたなく、支流を探してポイントを探るが全くアタリがなかった。



<虫川と姫川の合流点>

 だんだんと拙い状態になってきた。雨も大降りになってきたし、釣れるポイントも全くない。
これでは久々の「しんくん」のご機嫌を損ねてしまうことになる。そう思いながら後部座席のしんくんを見ると「PSP」のゲームに夢中になっていた。

 しかたない、こうなったら最後の望みの綱で、宿の「どやまらんど」近くの里川へ向かうことにした。
国道8号線を富山へ向かって車を進める。途中で来る時に見た「青海川」に架かる橋を渡った時、水量も少し減っており、濁りも少なくなっているように見えた。
 急遽ユーターンし、発電所まで入ってみた。たぶん上流のダムや取水口で水量を調整しているのだと思う。
だが、雨は激しくなる一方だ。反対岸を見るとフライマンが一人竿を出しているのが見えた。
このまま待っていても再び、濁りは増してくるはずなので、雨合羽を着て、無理やり竿を出すことにした。
 幸い、ダムの流れ出しの所は水量も少ないので、みんなが見守る中、しんくんが竿を出した。
絶好ポイントへ何度も仕掛けを流すが、アタリが無いようだ。
後ろで見ていた私は、しんくんの横で並んで竿を出し始めた。するといきなりググッとしたアタリがあり、慎重に引き寄せてタモに収めると、良型のイワナが釣れてきた。
 どうも流れの緩い場所にいるようである。さっそくしんくんにポイントを譲り見守る。
すると、来ました、来ました、待望の一匹が釣れました。
 見守っていた我々も一安心です。なによりつかさくんもホッとした様子でした。その後も粘るしんくんは、もう一匹を追加した。横で流れ出しを狙っていた私には結局アタリが無かった。
 しんくんは、ポツポツとアタリがあるようで、エサを変えながら粘ってる。だが、雨も激しくなってきたので移動することにした。
 とっちんが、しんくんに「今晩これ食べる?」って聞いていたが、しんくんは釣ったイワナ達をゆっくりと流れの中に戻しており、私も思わず心が温まる思いであった。



<釣れねえじゃん、まったくう!!>


<だが、一匹釣り上げた後は余裕の笑顔です>


<釣れたイワナを心配するしんくん>


<何とか釣れたイワナたち>

 なんとか、しんくんが釣れたのでホッしたが、とっちんはまだ釣れていないので何とか一匹でも釣りたいとのことで、次に「境川」を覗いてみた。
 だが、ここもやはり濁流状態だ。しかたなく上流の支流へ向かった。激しい雨の中、執念で竿を出すとっちんは、橋の上から挑戦し、何とか待望の一匹を釣り上げた。
だが、アタリは強かったものの、「お魚ちゃん」があまりにも小さかったためか、哀れにも「お魚ちゃん」はものすごい勢いで空高く舞っていました。それを後ろで見ていた我々は大笑いで、釣り上げたとっちんも何が起こったのかとビックリしていました。
 この後、支流の奥のえん堤へ入って行ったとっちんであったが、水飛沫が強くてびっしょりになってすぐに戻ってきたのでした。

 まだ時間は午後12過ぎ。雨も酷くて一旦、宿に向かうことにした。途中でしんくんがおかあさんに電話を入れた時、富山地方に「大雨洪水警報」が出ているのを始めて知ったのでした。
 また、しんくんは魚が釣れたことを嬉しそうに報告をしていたが、お父さんは?と聞かれた時、
 「流れていったよ」なんて言っていたのでした。



<この後、イワナが空高く舞っていった>



 この後、「どやまらんど」近くの支流を見て回ったが、思わしくなくて、早めに宿に入った。
荷物を解いたあと、すぐに缶ビールを飲みだして、しばらく昼寝を決め込んだ。
こんな事も近頃では全くと言っていいくらい無いので、至福の時間を少し楽しめた気分である。

 夕方になり、近くのスーパーで買出しをして夕食とした。
雨が激しく降り注いでいる中、外では雨カッパを着て、傘をさしながらバーベキューをしている若者もいる。折角の連休なのにさぞ残念であろう。
 夕食後は、「明日温泉」にゆっくりと浸かり、早めに寝ましたが、雨音は朝まで収まることはなっかた。
 


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