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だめだこりゃ!の巻

2005年4月29日(金)〜5月3日(火)

【 その2 】



 さて、2日目の5月1日(日曜日)、いつものように、「とっちん」と、「つかさくん」の朝は競ったように早い。しかも、お互いに起きた時間を知っているから、どちらが早く起きたかということで、閑々と朝早くからやっている。だから、他の我々はその声で起きるというのが、ここ「どやまらんど」での常となってしまっている。
どちらでもいいから、もう少し寝かせてと言いたそうに、眠い目をこすりながら、起きてくるのが「武ちゃん」なのだ。そして私はと言うと、「いつまで寝とるんじゃ!!」とつかさくんに布団をはぎ取られ、ビックリして飛び起きて、手すりにしこたま、頭をぶつけて目を覚ますのであった。
 そんな、こんなで、さっさと朝食をすませ、7時には、新潟へ向けて出発した。
本日は、「青海川」の様子を探った後、「田海川」の山超えに挑戦する予定である。
思えば、「青海川」は昨年の最後に、全くアタリが無くなって、心配をした。その後に「新潟地震」が発生して、関連も考えたのであるが、今回はその後の様子も確認したいと思う。
今年、最初の釣行では、豪雪で行く手を阻まれて断念したが、すでにその雪も少しを残すのみとなってはいるが、山肌には、まだかなりの残雪が多く残っている。

 
<雪代の残る青海川>

 青海へ到着後、つかさくんと私は、いつものえん堤へと向かった。
川はやはり雪代でかなり増水しており、いつも竿を出している川の中州へは行けそうにない。
つかさくんがえん堤の脇から竿を出すと言うので、私は下の小えん堤の脇で竿を出すことにした。
仕度をしていると、いきなりつかさくんが戻ってきた。様子がおかしいので、何かあったのと聞くと、行く途中で「ヘビ」がトグロを巻いて睨んでいたので逃げてきたとの事であった。そして、下流へと移動していった。
 そして、今度こそ竿を出そうかなと思ったら、ヒスイの監視員のおじさんが現れた。様子をきくと2日程前に大雨が降ったのと、今年は例年の2倍くらいの雪は降ったから、雪代も多いとのことでした。
 その後、やっと、竿を出したのだが、さっぱりとアタリが無かった。下流へ向かおうと歩き出すと、私もヘビに遭遇し、遠回りしたのをつかさくんに見られていた。
 まあ、そんな事でここを諦めた我々であり、イワナの存在を云々・・なんて以前の問題であったのだ。

 車に戻り、下流のえん堤へ降りて見た。とっちんと遅ちゃんの車があったが、姿は無かったので少し待っていると、先ほどのヒスイの監視員のおじさんが上流から降りてきた。どうやら、上流で釣って釣っているのを見かけたようだ。
 しばらくして、とっちんと武ちゃんが戻ってきたので様子を聞くが、山道で上流へ行ったが水量が多くて釣りにならなかったとの事であった。遅ちゃん達はまだ戻ってこないようなので、書置きをして田海川へ向かったが、コンビニで、昼食を仕入れている時に、合流できた。
 遅ちゃんは、ころんで軽く怪我をしていたが、桐やんに足を掛けられたと、ほざいていたが、桐やんは、遅ちゃんは猿に蹴られたんだなどと言っており、どうでもいいやと思った。

 田海川へ行き、途中でとっちんと武ちゃんが竿を出すとの事で、他の4人で先に山超えへと向かった。
道も細くて、途中では山菜採りの車とすれ違うが、なんとかやり過ごす。そしてしばらくゆくと、土砂崩れで
行く手を阻まれた。
 地図を取り出して距離を見るが、峠まではまだかなりありそうだ。つかさくんは、歩くぞと張り切っているが、他の3人は思案している。熊も出そうだし、距離もありそうだし・・・。
それでも、つかさくんは行く気満々である。とても足の骨にヒビが入っているとは思えない。そして、まあ行ける所まで行って、だめなら引き返すということで出発した。

 
<今日も歩くはめになってしまいました>
 
 途中で、とっちんに電話をすると車を置いたところまで来たとのことであった山菜を物色しながら、また、地図を見ながら登って行くと、おじさんが山肌で山菜採りをしているのが見えた。
そして、一時間程登ったところで、やっとトンネルが見えてきた。このトンネルを超えて、山道を下ると「田海川」上流のえん堤が現れるはずだ。


やっと現れたトンネルだが、雪に埋まっているのかあ!>
<と心配してるのに、陽気に記念撮影をしている奴もいる>


 トンネルの中は真っ暗。怖いので、みんなで大声を出して歌を唄って通りました。
もちろん、歌は「森のクマさん」です。
「あるう日、森の中、クマさんに・・・」って、勘弁してくれ〜〜〜。
 やっとの事で、トンネンルを抜けました。すぐに道が二手に分かれており、後から来るとっちん達に判るように目印をして、えん堤へ降りる道を探す。途中でカモシカが現れて一同ビックリ。
何とか、道らしきものを発見したが、木や雪で歩きにくいと言ったらこの上ない。しかし、下には二段えん堤が見えてきて、流れの音も聞こえている。
 だが、距離もあるし、木の枝の間を苦労して通り抜けるには時間が掛かるし、再び、戻るにも、もっと時間を費やしそうだ。しばらく悩んだ挙句、つかさくんの最後の声がかかりました。
 
「あかん、撤退じゃああ〜〜〜!!」

 桐やんのホッとした顔には安堵の色は見えたが、この安心は、後にあの大変な事件が待っているとは、知る由もなっかたのである。
再び、トンネルを抜けた後、昼食とした。


遅ちゃん「もう、無理です。隊長!!」


  隊長「下には二段えん堤の桃源郷?が待っているぞ!!」


    
<トンネンルの向こうは桃源郷か?>       <昼食をパクつく玉砕隊員たち!残念!」

 昼食後、再び、山菜を物色しながら、戻る途中に事件は起きた。舗装した道路に残った泥に桐やんが足を滑らせて、一瞬体が宙に浮いたかと思ったら、背中から真後ろにバッタリと落ちたのである。そして、桐やんはしばらく動かなかった。
 本人は頭を打ったと言っていたが、帽子などに泥が着いていなかったので、打ってはいなかったが。腰などを打ったようだし、首も、むち打ち状態になってようだ。私は昨日も同じように転びそうになったし、フェルト底のシューズは泥に弱いのがよくわかった。

 そんな、こんなで、やっと車にたどり着き、とっちんと武ちゃんに合流し、境川へと向かった。
しかし、境川も雪代で釣りにならず、「どやまらんど」近くの里川へ移動。

 ここでは、遅ちゃんの一人舞台。
残念ながら、写真は無いが、うけ狙いなのか、合わせミスなのか、大勢のギャラリーの見守る中、何度もバラシを演出してみせてくれ、桐やんも少し痛みが引いたよと言って、笑顔を見せてくれたので、ホッとした。

やがて、雨も振り出してきたので、今日も早めに納竿とした。



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