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2004年4月28日(水)〜5月1日(土)

【 その2 】

 小早月川から、早月川の本流へ行ってみることにした。山菜取りの車はあちこちで見かけるが、釣り人は全くと言って良いほど見当たらない。
昔、富山に渓流釣りに来はじめた頃は、いつもこの「早月川」に来ていた。この川は「剣岳」に端を発し、「黒部川」「常願寺川」と並ぶ、富山の暴れ川の一つである。上流の馬場島地区は剣岳の登山口になっており、キャンプ場やバンガローもあり、そこで泊まってよく釣りをした。釣れるイワナも型が揃っており、時折、良型ヤマメも混じっていた。だが、暴れ川の宿命なのか、来る度に砂防えん堤が増えており、今もあちこちで工事が行われている。各えん堤には道路までついており、簡単に車で降りられるので魚もあっという間にいなくなってしまった。残念ながら私もその原因をつくってしまった一人なのかも知れない。
 久しぶりに河原に立ち、竿を出して見たが、やはり魚の気配が無い。ここにはもう魚がいないという先入観なのか、振り込む竿に力が全く入らない。どこまでも澄みきった流れをただぼんやり眺めるだけであった。
 
<久しぶりの早月川はあたたかく迎えてくれた>
 
 少し下流で釣っていたとっちんがアタリがあったといっていた。私はえん堤の落ち込みで竿を出してみるが流れも強くて、中々ポイントに仕掛けが入らない。又、根係りも多くて苦労した。そして武ちゃんが、右側の少し流れが緩い場所で粘っていたので、私も横に並んで仲良く竿を出させてもらった。
 しばらくすると、何と私に良型のイワナが釣れてきたではありませんか!!。全くいないと思っていたのでこれにはビックリ。しかも、横の武ちゃんにも同じサイズが来た。そして、少し粘ると二人にもう一匹ずつ釣れたのであった。何というか久しぶりに早月川のイワナをみる事ができて一人感動に咽ぶ私であった。
  
<早月川の岩魚たち、すごく痩せている岩魚もいた>

 感動の早月川をあとにした我々は、黒部に向かい、いつものスーパー「パルフェ」で夕食の買出しをした。鮮魚のコーナーでは楽しみにしていた「ホタルイカ」の刺身が無かったので店員に尋ねると、今日は漁が思わしくなくて入荷しなかったとのことでガックリした。
 一旦、常宿の「どやまらんど」にチェックインし、荷物を降ろした後、黒部川の横でカップラーメンを食べ遅い昼食とした。

 「愛本橋」にはたくさんの鯉のぼりが宙を泳いでおり、春の日差しに眩しいほどである。それに相反するように、立山連峰の雪代と前日までの雨を一手に引き受けたような「黒部川」の流れは濁流となって富山湾にながれこんでいるのであった。
 この愛本橋の左岸側で少し竿を出してみた。最初に武ちゃんが小振りなヤマメを釣った。私にはウグイが幾つか釣れた。少し我慢と言い聞かせて釣っていると、何と銀鱗も眩しい魚が私の竿を曲げたのだ。無理やりえん堤の上に引き抜いて、すわ、サクラマスだ。と、とっちんと武ちゃんに見せると「ただのニジマスじゃん」と言われた。おかしいなあ、私にはサクラマスに見えたんだけどなあ。確かにサイズは20cmにも届いていなかったが・・・。
 そんな、こんなで今日の釣りはここまでとしました。
  
<愛本橋と鯉のぼり達>
 
 宿に戻り、夕食の支度をし、岩魚の塩焼きが出来上がる前に、「明日山荘」の温泉で今日の疲れを癒した。
そして、その後、こんがりと焼け上がったイワナの塩焼きをつまみにビールを一気飲みする武ちゃんを見ていると、とても気持ち良さそうであった。
 そして、メインはとっちん特製の山菜入り煮込みどうんでお腹も満腹状態になりました。また、その夜、つかさくんから電話が入り、夕方に愛本橋の監視カメラに映っていたと言っていた。ほんとうに今回一緒に来られなかったのが残念である。明日の釣りを夢にふとんに潜り込んだのでした。
 
<本日キープしたイワナです>
 
<バンガロー内と、イワナの塩焼きの様子>

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