| 今回は、2回連続ボーズという忌まわしい記憶を一掃したくて、この時期に大量発生するアブの恐怖をも帰り見ず、ただ釣りたい一心だけで強行出発とした。 ところが、直前に参加予定していた「遅ちゃん」が都合で参加できなくなり、私とつかさくんの二人での釣行となった。常宿の「どやまらんど」が夏休みということもあり、バンガローが満杯状態でテント泊になるので、一人減るのは作業的にもつらいところである。 いつものように午後9時出発となり、途中の郡上八幡でエサを購入し、高山経由で富山インターから高速に乗り、親不知インターには午前3時に到着した。道の駅で仮眠を取る為、駐車場に車を止めて日本海を見ると何やら怪しい声が聞こえてきた。しかも若い女性の声だ。次第に目が暗さに慣れてきて、目を凝らしてみると、やはり若い女性が3人で海岸の砂浜で、はしゃいでいた。そして、こちらに向かって歩いてきたので、よく見るとバケツを持っているではないか。潮干狩りでもしていたのだろうか?よく判らない人たちだ。 また、彼女らが去って行った後、変な声がまた聞こえてきたので、よく見ると今度はアベックが戯れていた。(夏ですねえ)なんて言いながら仮眠を取りました。 |

| 午前5時半、海岸では海の家のおばちゃん達が海水浴客の呼び込みを始めている。コンビニで朝食と昼食を購入し、「青海川」へ出発した。 今回の目的地は青海川の上流から、まだ竿を出していない所まで釣り下る予定だ。現地ではアブの大群が予想され、着替えも困難なので、予め手前で釣り仕度をした。だが、ここで事件発生。 つかさくんのバッカンの中から、2週間も前に購入したミミズのパックが出てきた。しかも封を開けてないのに何やら悪臭がしている。そう言えば、来る途中でもミミズの匂いがしていると言っていたが、これで判明した。しかもつかさくんのグローブがその上に乗っていたので、しっかりと匂い付きのグローブになってしまい、つかさくんはここで既に納竿状態となっていた。しかも、その腹いせに、私にミミズのパックを開けて中身を確認しろと叫んでいる。 しかたなく恐る恐る箱を開けるが、既に原型は留めておらず、この世の物とは思えない形に変化しており、しかも物凄い悪臭である。朝食前にどえらい物を見せられてしまい、思わず嗚咽が走ったのは言うまでもない。(オゥェー) 何とかつかさくんをなだめて上流へ向かうが、入渓ポイント近くになり再び事件は起こった。何と一滴も水が流れていなかったのだ。 |

| しかたなく予定を変更し上流へ向かった。しかし、行けども行けども流れは出て来ない。結局、「アイサワ谷」と「金山谷」の合流点に到着したが、ここでも同じ状態であったのだ。 |


| アイサワ谷へ向かいやっと流れが見えてきた。水はここの取水えん堤で全て取られていたのである。だが、奥に進むと既に先行者が4人程いた。既に釣りの仕度は終わっているので、とりあえず朝食をして竿を出してみることにする。 歩きながらもつかさくんは、しきりにグローブの匂いを嗅いでいる。どうやら癖になってしまったようだ。しかも、新品のグローブを先日購入しているにも係わらず、それを使うこともせず、物々といっている。 入渓してすぐに対岸に親子が歩いていたので、釣れましたかと声を掛けたが、余り思わしくなかったようだ。えん堤の拾い釣りをしたが、チビイワナ2〜3匹に終わった。しかも途中でつかさくんがヘビに出会い、気力喪失となり下流への移動を余儀なくされたのでした。車に戻り、新品のグローブをつけたつかさくんは気力も復活、だが、前のグローブは何故か私の目の前のダッシュボード上に置かれたのでした。 下流へ戻る途中で道上からえん堤が見えたので上から覗くと何とか水のある場所を発見した。ここは以前行こうとしたが、水量が多くて川を渡れなかった場所であることが判明し、今回のこの状態なら行けるのではと、早速移動した。 |


| さっそく、いつもの場所から川に降りて河原を歩くが、水量は全然ない。すぐに問題のV字谷と大岩が現れてきた。大岩の付近には淵もあり、好ポイントとなっているが、ここは帰りに竿を出すことにして取りあえずえん堤へ行ってみることにした。何とか大岩を乗り越えると川も緩やかになり、すぐにえん堤が見えてきた。道上から見た時はあまり判らなかったが、結構深いプールとなっており、早速交代で竿を出すことにした。 最初に私が竿を出すとすぐにアタリがあり、真っ黒なイワナが釣れてきた。サイズは17センチ程であったが、いつもこの川で釣れている「ニッコウイワナ」系とは全く違うイワナで、オレンジ色の斑点やパーマークは一切なくて白い斑点のみの、いわゆる「アメマス」系のイワナであった。この後、つかさくんと交代したが、やはりつかさくんにもアメマス系のイワナが釣れてきたのである。この地域に生息しているのかは不明であるが、戻ってから調査してみることにする。 だが、もっとビックリしたのはつかさくんの目印を目掛けて尺上のイワナが飛び出したことである。早速仕掛けをテンカラに代えたのは言うまでもない。 |


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