目附谷(めっこだに)

 石川県尾口村にある手取川水系の尾添川支流の目附谷へは2回訪れました。最初は1991年か1992年だったと思われるが定かでない。(当時の写真がなかった為)
一里野スキー場の脇から林道を進むとすぐにゲートがあったが、当時は開いていたのでそのまま進み「金山橋」の脇に車を止めることが出来た。この時はテント持参で一泊の予定であったので、何とか上流の取水えん堤まで行く予定であった。
最初は竿は出さずに一時間は歩こうとしたが、余りにも渓相がよくて、30分も持たなかった。3人での遡行であったので交代で竿を出すことにしてジャンケンした。順に竿を出すがどこも良型のイワナが出た。一人釣るたびに拍手。だが、最後は我慢できずにバラバラで竿を出してしまった。入渓した時はすでに午前9時を過ぎていたので時間は、あっという間に昼を過ぎてしまった。そして早く進もうとしたが、昼食で休憩した岩の上から淵を眺めると、いるわ、いるわ、イワナがウジャウジャ状態であった。
 もう、あかん。結局だれもここから動こうとはしなくなり、無理やり幕場を設営した。尚且つ、置き竿で釣る始末であった。たぶん「三方谷」までも到着していなかったと思う。翌日は少し上流まで釣り上がったが、帰りの時間もあったので早めに引き上げたが、「金山橋」には2時間も掛けずに到着してしまった。
 ほんとうに凄い川だとビックリさせられた。


 さて、目附谷を再度訪れたのは1993年の8月のお盆過ぎの事でした。前回の失敗から今回は「金山橋」の手前にある取水えん堤の点検作業道を歩き、上流にある「紅滝」まで行こうと決めてあった。しかし、この道の入り口が判らずに右往左往してしまい、おまけにお腹の具合も悪くなり野糞中にアブの大群に襲われてしまった。たまたま作業に来ていた人に尋ねて何とか見つけることができた。しかし、最初の急な登りと15キロ以上のザックの重みがかなりきつかった。何度も休憩を取りながら取水えん堤に到着するまで5時間はかかった。特に最後の階段の長いこと、帰りにはこれを登ると思うとぞっとした。
 今回は2泊の予定であったので初日は取水えん堤から釣り下った。しかし、水量が少なくてどこもアタリがない、何とか今晩のおかず分のイワナを2〜3匹確保して幕場の設営に取り掛かった。ここで、何といきなり雲行きが怪しくなってきてテントは高台に移動を余儀なくされた。そして、川原で米を研いでいると大粒の雨が落ちてきた。もう少しで終わるという時、川は濁流に変わっており慌てて逃げたがずぶ濡れとなってしまった。


 外で火も熾すことが出来ずテントの中での食事となってしまったのでイワナの塩焼きも食べられなかった。翌朝、雨が止みテントの横に置いたズタ袋のイワナは、袋が破られて一匹も居なかった。何かケダモノに食べられたようだ。
 川は昨日の雨も夜半に収まり、水量も減ったので「紅滝」を目指して釣り上がった。期待していたのだが、お盆にかなりの釣り人が入ったのだろうか、あまり大物も出ずにすぐに滝が現れた。
 ※定かではないが、たぶん「紅滝」だと思います。

 翌日、再び5時間以上掛けて車まで戻った時には、言葉もでず。今でもこの時痛めた「右ひざ」が、長時間歩くと痛み出しますが、その度にこの「目附谷」を思い出します。


<後ろに取水えん堤が見える

    
   <滝を目前に記念写真>   <ついに紅滝?に到着>
        

 
<おいおい、ポイントだぞ!!>
 
<こんなんでました>     <そんでもって食べちゃいました>



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