巨大巣制作

三宅式巣箱(飼育黎明期)

堀式巣箱(初期全国へぼコンテストチャンピオン)

加藤式巣箱(巨大巣作りの名人)

金田式巣箱(全国へぼコンテスト常連チャンピオン)

安藤式巣箱(巨大巣作りの名人)

 へぼを飼育し始めると、大きな巣を作りたくなります。天然巣で通常1〜2kgの巣が、飼育することにより4〜6kgのする可能性もあります。ただ巣を飼育するだけでは効果はでません。それには、今までに飼育に関する考え、工夫がなされてきたからです。
 ここに、巨大巣つくりの名人や内容・方法を紹介したいと思います。

 右の写真が三宅式の巣箱の概景と内側です。第一の特徴は、下段の写真の小箱を使用していることです。この小箱の中に野山で捕れた巣を入れ、そのまま持ってきて巣箱の中に収めます。蜂のダメージが少なく、二度うぶしの必要がありません。
 次に特徴的なのは、小箱のまわりに砂がおけるような板の間仕切りがあることです。間仕切りの下の巣箱にも砂が入れてあります。これによって、巣のまわりは砂にかこまれた居住空間となります。

 左の写真が堀式の巣箱の概景と内側です。第一の特徴は小箱を使用するのは勿論ですが、底なしの巣箱です。
 小箱との間仕切り、出入り口の光、風よけの遮断板の取り付けがあります。巣箱は半分以上左の写真のように土にうめます。

 

 右の写真が加藤式の巣箱の概景と内側です。第一の特徴は小箱を使用するのは勿論ですが、小箱を二本の棒で受けているだけで、間仕切りがありません。巣箱は底なしで、土の上置きますが、埋めません。
 巣箱の板の厚みは3センチあります。これで外気温を遮断します。

 左の写真が金田式の巣箱の概景と内側です。第一の特徴は巣箱の代わりに植木鉢を使用します。次に巣を鉢の天場に板・棒を置きそこに吊るします。
 鉢の上には左の写真のような箱を取り付けます。その箱の中に餌、砂糖水を置き飼育します。

 右の写真が安藤式の巣箱の概景と内側の一部です。第一の特徴は巣箱を段々と巣の成長につれて積み上げていくのが特徴です。右の写真は積み上げ箱のパーツの部分です。