松尾大社についての独り相撲的な考察とか色々(笑←待て) 注・以下の文面は個人的な考察になります。何の根拠にも史料にもなりません。そこのところを踏まえた上で読まれることをお勧めします。尚何かありましたらサイト管理人まで御一報下さいますと幸いです。 参考資料・「日本の神々の辞典」学研 ・神様は三柱 ・祭神は大山咋神・市杵島姫命 ・摂社に月読命 ・秦氏の氏神 ・山上の磐坐の神霊を移したのを創始。大宝元年(701) ・日枝大社も大山咋神を祭る。並べて大国主(大物主?大己貴?) 市杵島姫命 ・厳島の三女神の真ん中の人 ・海と水とお酒の神様(と現地で聞きました) ・弁財天と習合・故に頭に蛇(コブラらしい) 「……蛇?」 以下連想ゲーム(笑) お酒の神様→三輪大神→大物主神で大己貴で大国主?(笑) 更に蛇神は水神。 ……すみませんこれ誰が見てもって言うかついうっかりな人なんか大抵うっかりして、 「大国主=大山咋=大物主」って思っちゃうよ…… 大国主は蛇じゃない感じはあるけど。 蛇とお酒は置いといて。 大国主は国譲りの後は黄泉に引越し(?)したので、 同時にあの世(カクリヨ?トコヨ?)の王になった訳ですが。 そして何をうっかりしたのか後々仏教の大黒天と習合されたわけですが。 大黒天って七福神に入ったり入らなかったりして(無理矢理八福神とか十福神で入れられることも有り)結構「親しみやすいキャラ」(誤)で売ってますが、 仏教におけるディープな立ち位置をつついていくと、最終的に「大自在天」ということになるらしく、 それをまたヒンドゥーで捕えたりするとシヴァ神になったりします。 ぶっちゃけ「破壊神」 ……名前ほど怖い神様でもないですが(「0」の神格化でもあるらしいし←この辺ややこしい) 福?(汗) 古代インドの天文学というのは「一体どうしてそこまで」というレベルまでハイだったのは、 結構有名なんですが、「現代の科学ではあるのかどうかさえ危ぶまれていると噂(笑)」の、 ブラックホールが既に発見されてたそうで。 何、視力8,0とかそんな世界ですか?(待て) シヴァ神が中国辺り(多分)で「大黒天」訳されたのはその辺を踏まえて、らしい。 あれ?だったら……「大黒柱」って『いつかは壊れる柱』ってことですか(待て待て)←困るよそれ。 ちょっと三段論法的にまとめてみると。 大山咋=(略)=ブラックホール=(略)=あの世の神様 ……飛躍し過ぎですねすみません。 ただ松尾大社に行ってみて感じた事は 「行った事ないけど大神大社ともしかして設定(誤)が色々似てる?」 ということでした。 蛇が水神というのはよくあることで、というかそういうことなんですけど(笑) ……まあこの国の原始宗教触るとそこらじゅう蛇だらけだからしゃーないんですが。 三輪の大物主さんも=で結ぶべきじゃないけど大国主で、 そうなると「向こう側」の神様だし。 姫神様のことについてもちょっといちゃもん(誤) 宗像三女神の真ん中の人ということで、厳島におわします。 てか公共の土地(?)に大体池があって中島があると、 島には弁天さんがお出でです。 弁天さんと習合された謂われはまだ調べてません(汗)が、 海運の神様、水の神様、ということは解っている、つもりです(←……) ところでアジアの各地でよくあることですが、「あの世があるのは海の向こう」的な信仰。 西日本でも見かけなくはないと思われます。沖縄とかすごいよね(笑・西日本?) ……こじつけですかそうですかそれは本当にスマナイと思ってますよええ……。 てか「海の神様で水の神様」までは解るけど「でお酒の神さま」?(汗) ……透明な液体全般ってことですかそれとも松尾の水が美味しいからいいお酒ができてそれででしょうか……。 まあ秦さん達が「のんべえ」だったって言うなら話は別ですが(待て) そう言えば忘れてましたけど月読さんは「夜の食国」を治める神様ですね。 ヨルノオスクニ……昼間の世界じゃないんですよね。 ……「トコヨ」と捉えることも余裕で出来ますよね……。 更に言えば松尾大社さんは嵐山の手前と言うか入口らへんにあるんですな。 嵐山といえば嵯峨野の手前ですな。 嵯峨野って言えば化野のあるところですな。 ……すみませんごめんなさいそーゆー回路は常に繋がってるんです……。 でなきゃこんなこと思ったりしないよなー……全くよー……。 で、ちょっとここから「オチに向かうための下敷き」(←……)の箇条書きとか。 ・山があれば古代は大体宗教の場になる(理由はありすぎるのでここでは割愛←待て(笑)) ・日本人は巨石がどうしてかとても好きらしく何だかんだで神様にしたい傾向がある(笑・「人の手でどうにもできない≒神聖なもの」とかいう思考回路有り) ・お陰で今でも「山に巨石」で「ブラボー!!」とかかなりやりまくる(笑) ・一方で山は「葬送の場」であり「あの世の入口」でもあった(これ「一方」じゃなくて「同時」の解釈か?) ・山には神様がいて、山の中にはあの世とこの世の境目があって、山自体が神様なのは当たり前。 これらを踏まえて何気に思ったのは、 「松尾大社も元々は三輪山なんかと同じしくみ(?)の宗教的な場所だったんではないか?」 ということ。 信仰形態が似てる、とかそーゆーのはもういい(何)けど、 なんかもーいろいろと「似たところが揃いすぎてる」ってゆー、ねー……。 てかてか原始的なアレの部分では色んなところで似たようなというか同じ様な事がされていたんだろうと思われます。 山は聖域で、神様がいたり、神様だったりして、あの世だったりあの世の入口だったりする訳。 そして蛇はその生態が人間と比べてとても違っているから「神様っぽい」とか思われてて、 ……なんかもーこの辺は私の中では割愛しても余りあるのでくどくど書きませんが(待て) いや何この神様の名前は一体どこから持ってきたんだろーとか色んなことも思ったりします。 場所が場所で文献残ってるだけに明治維新後に慌ててつけたような場所ではないんですが。 まあそもそもが秦氏なる渡来系の人達が氏神に「した」(これある意味凄い)って言う流れがあるので、 まあなんか余計にそんなことを思ってしまうわけ何ですが、ね。 ところで、ていうかFT畑の人にはごくごくフツーに常識だと思いますが、 「本当の名前を取られるとその相手に支配される」というのは洋の東西問わずどこでも同じことらしく。 神様でも人間でも、そんなわけで本名を言ったり書いたりしなかった時代が、結構長くあった、ようです。 ……神様に関しては明治まで「なかった」とか、ありまくるんだろうけどなー……。 ところでなんでこんな連想ゲームになったかと言えば、 ご神体が、例の如くでもないですが「山」だった事もありますが、 昇る制限時間が三時間だったこともありますが(三輪山と一緒) 「曲水の庭」というところを見せてもらったんですよ、ええ。 現代作庭の、石とコンクリートで作ってあるんですが。 ……「蛇」にしか見えなかった……。 いやもうこれは現地で見てもらわないと何とも言えないんですけども。 そしてあの曲水の宴の庭を小さめで再現したら『蛇行する流れ』を必然的に造らなきゃいけないから、 そうなってしまうのは当然なんでしょうけども。 しかし視覚から来る衝撃って物凄いですな。 もうあれ蛇だよここの神様も立派に蛇だよ、って思ってたら、 姫神様の頭にコブラ乗っかってたよ。衝撃よ?(笑) そうなってくると「あれでも三輪の神様男の方だった気がするな、でもここは松尾大社」とか、そんなことしか考えられません(笑) そう言えばそう言えば「蛇の神格化」については、 「卵を飲む→太陽が沈む」的な連想ゲームもありましたね。 ……これ確かよその国でも言われてたような……。 まあそんな訳で「喪中にも拘らず松尾大社に行ってきた結果がこれだよ!!」な頁でした(ナニソレ) そういえば引いてきたおみくじが「半凶」でした。 ……京都の御神籤って正直で好きだ……吉田神社じゃ「半吉」とか出したことあるよ……。 皆様からの御意見御感想叱咤激励苦情等、お待ちしております。 てかすみません諏訪の時と同じでどこかに書いときたかったんです。 オハリ |